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磯山弁財天イメージ

一説には、歴史の一頁をかざる三城禁止令の発端となった時の唐沢城主が江戸の大火を発見し、早馬にて馳せ参じ一番乗りで殿への御見舞いを言上の際、この火事が眼下に見ていたという一事に依り、殿よりの不信を受け山城廃城の憂目を見たといいます。その際、領民は一丸となり城主の胸中を慰め、また殿への忠誠と不信を取り戻す為に、辨天堂を江戸城鎮護の守り神として山腹に江戸城向きに安置したものといわれ、御本殿は現在の東京都の方向を向いています。尚、御本尊は、羽衣風の衣装をまとった8本の手を有する天女風の辨財天で、頭上に宇賀神像を拝しています。
また、右側に大黒天、左側に毘沙門天の二福神、その他、印鑰童子・管帯童子・筆硯童子・金財童子・愛敬童子・生命童子・従者童子・牛馬童子・船車童子・善財童子・稲紐童子・計升童子・飯櫃童子・衣装童子・蠶養童子・酒泉童子(以上辨財十六童子と言う)が、辨財天にお仕えするかのような姿で安置され、五穀豊穣、商売繁盛など、あらゆる信仰の対象の神として今日に至ります。

十六童子
鐘楼イメージ
鐘楼
風穴洞イメージ
風穴洞
白蛇手水舎イメージ
白蛇手水舎

磯山弁財天ロゴ ご利益

磯山辨財天は、8本の手を有し、頭上に白蛇に巻かれた宇賀神像を拝し、地球上のあらゆる物を司る菩薩様が16人の童子になぞられて、それぞれのお支度で一団となり、弁財天の御指示をお待ちするかのようなお姿で御厨子に安置されており、あらゆるお願い事が可能とされ、特に五穀豊穣、家内安全、商売繁盛の神様として灼かです。 また、蛇は弁天様のお遣いで、当地域においては、長い蛇の夢を見ると幸先が良く縁起が良いと言われてまいりました。弁財天と共にやさしく皆様をお守りしている白蛇にも感謝と労りのお気持ちでご希望の所を何回かさすってあげてください。益々幸運に恵まれますことと信じます。

白蛇イメージ

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